2009/07/28 09:12
今日、僕は、エステに行った。
かかる費用は1回3時間3万円。泣く子も輝くウルトラスーパーメガマックエステだ。
僕は新宿の大通りに面したビルの7階に吸い込まれ、3時間後ニュータイプになって出てきた。これは僕の中で今世紀最大の珍事である。
そもそもなぜ。という人がいるであろう。経済力の無い、うんこ顔の僕が、なぜエステに??それも3万円???不可解に思うのも無理はない。もったいぶらずに言うと、ズバリ・懸賞で当たったのである。ipod欲しさに応募したブックオフのアレが、とんだ形で帰ってきた。
「杉山様のためにエステをご用意しました」。という突然の電話。僕はその時大学の近くにある定食屋で鼻くそをほじくりながら茄子と豚肉の味噌炒めを馬のように食していたのである。エステ?????僕は一瞬外人の名前かと思った。
僕は自分の到達できる美しさには限界があると思っている。砕いて言うと、所詮、僕なんか死んでもキムタクにはなれないのだ、と信じて疑わない。試行錯誤を重ねたところでキム兄が関の山である。だから僕は美容にウン万かけるなんてナンセンス・オブ・ジ・アース。そーゆうのは才能あふれる日本全国のキムタク野郎がやればいい、と思っていたのである。そんな僕に3万円のエステが当たっただと・・・・。
信じられないが、当たった者は当たったのだ。これは一大事だ。
友人に相談したら、ひとりは僕に「身の程を知れ」と言った。
もう一人は「すべらんなあ〜」と言った。全然参考にならない。持つべきものは友達である。
少なくとも、メンズがエステに行く、ということは少なからず滑稽な印象がぬぐいきれない。ましてや僕。純血鹿児島県民。かつては「西郷どんに似ちょる」と田舎で一世を風靡した僕だ。西郷隆盛がエステに行ったら、これはなかなか噴飯ものではなかろうか。「西郷どんがご乱心じゃ」とか言われると推察する。エステシャンが笑いをこらえたりしてたら、僕は生涯2度と美容にかかわれなくなる。どうしよう。
僕は15分熟考し、最終的に行くことに決めた。社会科見学にもなるし、ちょっとした楽しい話題である。それに、もしかしたらキムタクになれるかもしれないじゃないか。僕は、はじめてツタヤのAVコーナーに入る時のような初々しい、期待と不安に入り乱れた気持ちで店に滑り込んだ。
店に入ると、そこはホテルの廊下に受付をプラスしたような趣である。廊下に並ぶ個室個室。木製のドアで金のドアノブ。いかにも高級そうだ。受付嬢に届いた招待券を渡すと個室の人部屋に通された。
しばらく待ってると、ナース服っぽい格好をした女性(30手前くらい?)が入ってきてアンケート用紙をくれる。「書いてて、くださいね」と語尾にハートを添付するが如く艶めかしく退室。アンケートを見ると
■自分は100点満点中何点??
■これから、どうなっていきたいですか?
など結構嫌な質問が多い。
考えてみれば来るのは一回限り。どんなこと書いたって一回限りだ。
■自分は100点満点中何点??
→120点。
■これから、どうなっていきたいですか?
→ターザンみたいになりたい。
など適当に答えて行ったところで再び女性入室。貧民の僕の手からアンケート用紙をひったくり対面に着座。ファーストステージの尋問、もとい面談が始まった。。。
「懸賞が当たったんですね〜」
(はいー)
「結構当たっても来ない方多いんですよ〜エステには抵抗あるって言って。杉山さんは勇気ありますね〜」
(何物も22歳の好奇心を止めることはできない)
「今日はボディーコースとフェイスコース、お好きなコースを選べますよ」
(ボディーをやりたい)
「杉山さんは一見したところフェイスコースをやったほうがいいかと〜(はぁと)」
(失礼じゃね?)
「なんか麦畑さんって呼ぶとなんか違うなあ。●●(名前)君ってよんでいいかな」
(僕たちはずいぶん遠くまで行くんだろうか)
「●●君はお首よりお顔のほうが黒いですね〜」
(僕、顔汚いですからね(冗談))
「そうかもしれないですね(真顔)」
(おい)
「ここのフェイスコースに通って頂ければ…云々」
(営業やめろ)
など、必要だか必要じゃないんだか、よくわかんない尋問が続く。「いやあ、恥ずかしながら僕はヒップとバストから肉が付いていくんですよ」とか、「以前北京に住んでいて…」とか自分についていることいらんこと、いろいろ聞かれちまった。まるで就活。そんなに俺のことがしりたいかよ女!?
尋問がひと段落し、僕がお勧めのフェイスコースを選択すると、女性は怪しげな箱を取り出した。
はいちょっと入ってください。どうやら、箱の中の暗闇の中で、自分の毛穴の汚れ(毛穴すっきりパックでとれるアレ)だけ発光する装置らしい。箱の中には鏡が付いていて自分も見れる。てゆうか僕に僕の生々しい現状を見せる装置だ。
「最初見るときはちょっとショックかもしれないけど」
と女。つくづく失礼である。人の顔をなんだと思ってやがる、とぶつぶつ思考しながら箱に入る。
「…!!」
天の川。と言えばいいだろうか。僕の顔を横切る星雲。無数の星。顔じゅうの汚れが光り輝き、僕の顔をまばゆく埋めていた。あ、あれはオリオン座じゃないか…。ご丁寧に1等星から5等星まで充実してるぞ。
「これが、●●君の、現状です」女は一言一句、下線を引いていくように僕の頭にしみこませた。
戦慄。俺きたない。さすがに天の川はショックだった。
「では、これから始めます。バスローブにお着替えください。貴重品はロッカーにね」
女性退室。再び一人に。
後半に続く。
2009/07/27 03:13
夏と言えば花火という。
それはもう炬燵とみかんくらい常識的な組み合わせだろう。
夜空を彩る七色のスターマイン。焼きそば屋さんにおなごのうなじ。うはー、これですよ。夏だねー。これぞサマデイですよ。テンション鰻昇り。僕は毎年隅田川花火大会に行ってるけど、もう今年で最後かしらねえ。そう考えると、ちょっとセンチメンタルではある。うひょう。
撃ちあがる花火2万発。ちゃんと見えた。ビルの後ろッ側だったけど。まあ隠されつつ花開く感じがチラリズムで最高ですって解釈もありだと思うんだよね。そうだろ?いいから首を縦に振れよ。
焼き鳥屋の兄貴が握った昆布おにぎりはホロホロと口の中で崩れて美味。手羽先も冷めてるが、なかなかイケるじゃないか。ん、お前枝豆食わねえの??は?冷凍じゃなきゃ食えない??かわんねーだろ、そんなん。ちょっとビールとってよ。あー!このガキ俺の枝豆が入った皿を蹴り飛ばしやがった。畜生〜なんだここ通り道になってんじゃん。いつの間にか。前を通るたびにすいませんすいませんって、お前らこれで今日300回はきいたぞ。いや仕方無いんだけどさ。「いいですよ〜」っていうけどさ。だめだ。ちょっと前行こう。ここはだめだ。あーここならよく見える。ちょっと枝豆をくれ。あ・・砂ついてんじゃん。おべべ。
どんどん上がる花火。最初はデジカメでピピピピっとシャッター連打してたけど、正直こんなの意味無いと気づいた。どうせブレブレだし。綺麗に取れても別に見返さねえだろう。こんなん。僕はカメラを手放し、手羽先をポリポリ食いながら七色の光を見る。手羽の脂に花火がテラテラ反射してなんとも旨そうだ。
相方は自慢のビエラ携帯でテレ東をチャネリングし、今まさに目の前に上がってる花火の中継映像を見ている。真実のアホだと思った。携帯を強制的にボッシュート&逆パカしたところで花火が終了。ラストの花火が夜空を黄金に染めて、それ以降花火はあがらなかった。潔い。
終わったらもう帰るだけである。このスパッと去る感じが良い。
祭りの後になってまだラブホを探すアベック達(エイベックス)が散見されたが、もう花火みたからいいじゃないすか。2万発じゃ飽き足らず、まだ1発打ち上げるんですか。あなたのスターマインを。
僕はと言えば、みんなが最寄駅向かってる間に隣の駅までお散歩しました。
ついたころにはすっかり祭りの後。最初から最後まで快適でした。
2009/07/27 01:47
よしブログかくぞー
→
どれどれ。みんなどんなブログ書いてんだろう。
よし、ここはひとつ、いいブログを参考にしてみよう!
→
・・・やっべ。この人めっちゃおもれっ。やっべ。やっべ。うほほっ。まじかヨ。
→
・・・(読んでる)
→
・・・・・・フハッww・・・・・・・・フフ・・・(読んでる)
→
・・・・・
→
・・・・・・・・
→
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
てな訳で。日記更新より、人のブログが楽しくてしかたなかった。
やっべー。みんな面白い。僕も前向きに検討して善処していこうとおもいまする。
2009/07/23 01:25
僕は熱心な彼のバンドのファンじゃない。
iTunesにベスト盤が入ってる程度。しかもほとんど聴いていなかったんだ。
大学1年の2月、サークルの先輩に誘われて、彼らのバンドのコピーをした。
「なんで、こんな曲やんなきゃいけねんだよ。」
と、当時「ゆず」ばかり聴いていた僕は嫌々彼らの音をなぞった。ライブ本番では歌詞をすっ飛ばした。なかばヤケクソで、さんざんな演奏だった。いやな思い出を増やしただけで、それ以来聴いてなかった。お世辞にも、いい関係とは言えない。
今日の朝、日食の太陽の元、あのバンドのギタリストが死んだ。
僕は今iTunesを開いて、黒砂糖のかかったトーストをかじりながら本当に久しぶりに、彼らの音楽を、彼のギターを聴いている。
ああ…こんなに素晴らしいバンドだったんだ。
ユニークで、ロックで、なぜか少し悲しい。
正確に、冷静に狂ってる彼のギター。ギターソロになると鳥肌が立ち、目頭が熱くなる。カッコいい。かっこいいじゃないか。畜生。なに今更気づいてんだよ。
アルバムが進み、昔演奏した曲が流れる。
ああ、かっこいい。かっこいいな。俺はこんなかっこいい曲を演奏したんだ。歌ったんだ。
畜生。
なんか、ファンでもないのにどーしようもない気持ちになる。
本当のファンから見たら、こんな文章ただのにわかファンの戯言なんだろうけど
なんか、どーしようもない。ただただ、どーしようもない。
ご冥福をお祈りします。
人生の中で、1回だけだったとしても、当時好きじゃなかったとしても
あなたのバンドの曲を演奏できて、本当に光栄です。
2009/07/22 23:57

渋谷のとある一角で、羊毛とおはなフェアをやってるカフェがあると聞き及び、即日汁を飛ばしながら駆けつけた。
情熱。てゆうか今日は特に予定がなかったのである。
店に入ると洗練されたインテリアに白熱灯。2階に上がると北欧系&木の温もり溢れるモダーンな空間。注文したオムライスはサウザンソースのアクセントが利いてて美味。そしてスピーカーから流れる羊毛とおはな。あ、至福…。
いや、何しろ好きなんですよ。羊毛とおはな。僕は音楽大好きだけど、昨今好きになったアーティストなんてパフュームと羊毛くらいですよ。
癒しばかりの下らねぇ世の中で本物の癒しを謳う極上究極の癒しアーティストですよ。
聴くアロマだよ。耳がよくなるよ。「羊毛のCDが売れると耳鼻科が青くなる」なんて、昔の人は巧いことを言ったね。
そんな彼女の歌声を聴きながらカフェでまったりなんて、完璧ですよ。これほど相性のいいものがあるだろうか(いや、ない)。至上の空間。
僕は壁に並ぶ梅やらレンコンやらの酢漬けを眺めながらオブジェとして置いてある羊くん人形をなでなでした。
特別メニューとかあって、グッズが着いてくる〜とかだったけどハーブティー(?)が630円とかで、既にオムライス950円を食していた自分は断念。最近金欠なのである。
グッズはくじ引き制で、一番いいやつがマグカップらしいよ。欲しい方はレッツトライ!
僕はニューアルバムのチラシだけ頂いて店をでました。
渋谷の街は辺り一面黄金色。どこを見ても癒し癒し。
本物がどんだけあるのかしらないけどさ。